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コラム

【初心者必見】人工芝のお手入れ方法を完全ガイド!簡単な掃除でキレイとフカフカが長持ち

「人工芝は手入れが楽」と聞いて設置したものの、落ち葉や砂埃、お子様の食べこぼしなどで意外と汚れてきてお困りではありませんか。

「芝を傷めずに掃除するにはどうしたらいいの?」
「どんな道具を使えば、効率よくキレイになるんだろう?」

人工芝のお手入れが初めてだと、そんな疑問や不安を感じるかもしれません。

この記事では、人工芝初心者の方でもすぐに実践できる、正しいお手入れ方法を網羅的に解説します。
汚れの種類や場所に応じた掃除のコツを知れば、大切な人工芝を傷める心配もありません。
この記事を読んで、いつでも清潔でフカフカな状態を保ち、お子様やペットが安心して遊べる素敵な空間を維持していきましょう。

アウトライン

  • まずは基本から!普段やっておきたい人工芝の簡単お手入れ
  • 【汚れの種類別】こんな時どうする?ケース別の人工芝掃除法
  • 【場所別】庭とベランダのお手入れで気をつけること
  • 人工芝のお手入れに役立つ道具と洗剤の選び方
  • プロが教える!人工芝を傷めず長持ちさせる3つの秘訣
  • まとめ:正しいお手入れで快適な人工芝ライフを!

まずは基本から!普段やっておきたい人工芝の簡単お手入れ

人工芝の美しさを保つために、専門的な知識や特別な道具は必ずしも必要ありません。

まずは、日常生活の中で気軽に行える2つの基本的なお手入れから始めてみましょう。

この簡単な習慣が、人工芝を長持ちさせる第一歩となります。

①ゴミやホコリの除去(ほうき・掃除機)

目に見える大きなゴミと、細かなホコリでは使う道具を分けるのが効率的です。

それぞれのゴミの種類に合わせた道具の使い分けを、以下の表にまとめました。

ゴミの種類おすすめの道具掃除のコツ
落ち葉、紙くずなど大きなゴミ竹ぼうき、ナイロンほうき芝の目に沿って優しく掃き、ゴミを一箇所に集めます。
砂、土、ホコリ、髪の毛など屋外用掃除機吸引力を調整し、芝から少し浮かせるようにかけると傷めにくいです。

人工芝に掃除機を使用することに不安を感じる方もいますが、使い方に気をつければ問題ありません。

芝葉を強く吸い込みすぎないよう、パワーを調整できるタイプがおすすめです。

②フカフカを保つブラッシング

人工芝の上を歩いたり、物を置いたりしていると、次第に芝葉が同じ方向に倒れてしまいます。

そんな時は、デッキブラシなどを使って、芝の毛並みとは逆の方向に優しくブラッシングしてあげましょう。

この一手間を加えることで、寝てしまった芝葉がふっくらと起き上がり、見た目の美しさとクッション性が回復します。

「芝が寝てきたな」と感じた時や、数ヶ月に一度のペースで行うのが理想的です。
また、ブラッシングには芝の根元に溜まった細かなゴミをかき出す効果も期待できます。

【汚れの種類別】こんな時どうする?ケース別の人工芝掃除法

普段のお手入れだけでは対処しきれない、突発的な汚れが発生することもあります。

ここでは、ご家庭で起こりがちな汚れのケース別に、具体的な掃除方法を解説します。

汚れの種類と基本的な対処法をまとめたので、いざという時のために確認しておきましょう。

汚れの種類主な原因基本的な対処法
シミジュース、コーヒー、食べこぼしすぐに拭き取り、必要であれば薄めた中性洗剤で叩くように拭く。
砂・泥砂場遊び、雨風乾燥させてから、ほうきや掃除機で除去。ひどい場合は水洗い。
ペットの排泄物犬、猫など固形物を取り除き水洗い。臭いには重曹水が効果的。

食べこぼし・ジュースのシミ

お子様がいるご家庭では、ジュースやお菓子などをこぼしてしまう場面は日常茶飯事です。
シミを防ぐには、汚れたらすぐに拭き取ることが何よりも重要です。

まず、乾いた布やキッチンペーパーで、こぼれた液体や固形物をできるだけ吸い取ります。
その後、固く絞った濡れ雑巾で汚れを拭き取ってください。

もし汚れが残ってしまった場合は、食器用洗剤などの中性洗剤を数滴たらした水で布を濡らし、ポンポンと優しく叩くように拭きましょう。
最後に、洗剤成分が残らないように、きれいな水で濡らした布でしっかりと拭き上げて完了です。

砂・泥汚れ

公園で遊んだ後や雨の日には、靴についた砂や泥が人工芝に入り込んでしまうことがあります。

パラパラとした乾いた砂であれば、ほうきで掃くか掃除機で吸い取るだけで簡単に取り除けます。

泥汚れの場合は、まず泥が完全に乾くまで待つのがポイントです。
乾いた泥はブラシなどで軽く叩いて土塊を崩し、ほうきや掃除機で除去しましょう。

汚れが広範囲にわたる場合は、ホースで水をかけて洗い流すのが最も手軽で効果的です。

ペットのおしっこ・フンの臭いと汚れ

ペットと暮らすご家庭では、排泄物の処理と臭い対策が重要になります。

フンを見つけたら、すぐにペーパーなどで取り除き、その場所をホースの水でしっかりと洗い流してください。
おしっこの場合は、まず大量の水で洗い流すか、難しい場合は濡れた布やペットシートで十分に吸い取ります。

特に気になるのが臭いですが、水で洗い流した後に重曹を溶かした水をスプレーし、しばらく放置してから再度水で流すと効果的です。
排泄物を放置すると、悪臭や変色の原因となるため、気づいた時点ですぐに対処する習慣をつけましょう。

【場所別】庭とベランダのお手入れで気をつけること

人工芝のお手入れ方法は基本的に同じですが、設置場所によって注意すべきポイントが少し異なります。

ここでは、「庭」と「ベランダ」という代表的な2つの場所について、それぞれの注意点を解説します。

場所ごとの特性を理解することで、より安全でトラブルの少ないお手入れが可能になります。

設置場所お手入れのポイント特に注意すべきこと
ブロワーや散水ホースなど、広範囲に対応できる道具が活躍。水はけが良いか確認。落ち葉などを放置しない。
ベランダ排水溝の詰まりに注意。騒音や水漏れで近隣に配慮。大量の水を使えない場合がある。道具の音に気をつける。

庭:広範囲を効率よく掃除するコツ

広いお庭に敷かれた人工芝は、すべてをほうきで掃くだけでも大変な作業です。

秋など落ち葉が多い季節には、電動ブロワー(送風機)を活用するのがおすすめです。
風の力で落ち葉やゴミを一箇所に吹き集めてから処理すれば、作業時間を大幅に短縮できます。

また、砂埃などで全体的に汚れてしまった場合は、散水ホースやスプリンクラーを使って一気に洗い流すのも良い方法です。
ただし、水はけが悪いとカビの原因になるため、水が溜まらないか事前に確認しておきましょう。

ベランダ:排水と近隣への配慮が重要

マンションやアパートのベランダで人工芝を手入れする際は、戸建ての庭とは異なる配慮が求められます。

水洗いを行う前には、必ず排水溝が落ち葉やゴミで詰まっていないかを確認してください。
一度に大量の水を流すと、排水が追いつかず下の階へ水漏れする恐れがあるため、水の量には十分注意しましょう。

また、掃除機やブロワーの作動音は、早朝や夜間には騒音トラブルの原因となりかねません。
お昼間の時間帯に行うなど、近隣住民の方々への気配りを忘れないことが大切です。

人工芝のお手入れに役立つ道具と洗剤の選び方

お手入れをより簡単に、そして効果的に行うためには、目的に合った道具選びが欠かせません。

ここでは、基本的な道具から作業を楽にする便利な家電、そして安心して使える洗剤の選び方までを詳しくご紹介します。

ご自身の環境や汚れの状況に合わせて、最適なアイテムを見つける参考にしてください。

これでOK!基本の道具と便利な家電(掃除機・ケルヒャーなど)

まずは、揃えておくと安心な基本の道具と、あると便利な家電製品を見ていきましょう。
多くはカインズなどのホームセンターや家電量販店で手軽に揃えることができます。

道具・家電用途特徴・注意点
竹ぼうき・ナイロンほうき大きなゴミ(落ち葉など)の除去金属製の熊手は芝を傷つけるため避ける。
デッキブラシ寝てしまった芝葉を起こす芝の目に逆らって優しくブラッシングする。
屋外用掃除機細かいゴミ(砂、ホコリ)の吸引吸引力を調整し、芝を傷めないように使用する。
電動ブロワー広範囲の落ち葉などの除去効率的にゴミを一箇所に集められる。騒音に注意。
高圧洗浄機(ケルヒャーなど)頑固な泥汚れなどの洗浄要注意:水圧を最弱に設定し、ノズルを離して使用しないと芝を傷める。

特に高圧洗浄機は非常に便利ですが、その威力は人工芝にとって強すぎる場合があります。
使用する際は必ず水圧を最も弱い設定にし、ノズルを芝から十分に離して噴射するようにしてください。

子供やペットにも安心!洗剤の選び方と注意点

お子様やペットが直接触れる場所だからこそ、使用する洗剤の安全性は最も重視したいポイントです。

人工芝の掃除には、原則として「中性洗剤」を選んでください。
ご家庭にある食器用洗剤がその代表例で、油汚れなどにも対応でき安全性が高いのが特徴です。

一方で、以下のものは人工芝の素材を傷めたり、変色や劣化を早めたりする原因となるため、絶対に使用しないでください。

  • 酸性またはアルカリ性の強い洗剤(カビ取り剤、漂白剤など)
  • シンナー、ベンジン、ガソリンなどの揮発性油類
  • 熱湯(芝葉が変形・収縮する原因になります)

ペットの尿の臭い対策には、食品にも使われる自然由来の「重曹」がおすすめです。
安全性が高く、消臭効果も期待できるため、小さなお子様がいるご家庭でも安心して使用できます。

プロが教える!人工芝を傷めず長持ちさせる3つの秘訣

日々の掃除に加えて、いくつかのポイントを意識するだけで、人工芝の寿命は格段に延びます。

高品質な人工芝の耐用年数は一般的に7〜8年とされていますが、使い方次第でその期間は大きく変わってきます。
ここでは、大切な人工芝をできるだけ長く、美しい状態で使い続けるための3つの秘訣をご紹介します。

  1. 重いものを長時間置き続けない
    プランターやテーブル、椅子などをずっと同じ場所に置いていると、その部分の芝葉が完全に寝てしまい、ブラッシングしても元に戻りにくくなります。定期的に位置をずらすか、脚の下に板などを敷いて荷重を分散させる工夫をしましょう。
  2. 火気や高温になるものを避ける
    人工芝は熱に弱い性質を持っています。バーベキューコンロやタバコの火、夏場の高温になった金属などを直接置くと、芝が溶けたり変形したりする原因になります。火気の取り扱いには十分注意してください。
  3. 雑草対策は早めに、そして優しく
    防草シートを敷いていても、継ぎ目などから雑草が生えてくることがあります。見つけたら小さいうちに根元から丁寧に抜き取りましょう。除草剤を使用する場合は、必ず「人工芝に使用可能」と記載のある製品を選んでください。

色あせがひどくなったり、ブラッシングしても芝が起き上がらなくなったり、芝葉がたくさん抜けてきたりしたら、それは買い替えを検討するサインかもしれません。

まとめ:正しいお手入れで快適な人工芝ライフを!

今回は、人工芝の基本的なお手入れ方法から、汚れや場所に応じた掃除のコツまでを詳しくご紹介しました。

人工芝は「完全なメンテナンスフリー」ではありませんが、いくつかの簡単なポイントを押さえるだけで、誰でも手軽に美しい状態を長く保つことができます。

  • 日常的には、ほうきや掃除機でゴミを取り除く。
  • 定期的にブラッシングして、フカフカの状態をキープする。
  • 汚れがついたら、その種類に合った方法で早めに対処する。

この3つを習慣にすることが、快適な人工芝空間を長持ちさせる何よりの秘訣です。
正しいお手入れで、お子様やペットがのびのびと遊べる、安全で清潔な緑の空間を末永く楽しんでください。

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